ノルディックスキー・ジャンプ男子の小林陵侑さん!
日本人初のスキージャンプW杯個人年間総合チャンピオンに輝き、北京冬季五輪に2大会連続出場が決まりました。
小林陵侑さんは、レジェンド葛西紀明さんからも「金メダルに最も近い選手」と期待されています!
そんな活躍を見せている小林陵侑さんですが、兄弟が4人で全員がスキージャンプ選手なんですよね。
姉がかわいいと言われていて、父親の教育方法は特徴的で、4人ともスキージャンプの成績がすごいんです。
そこで、「」について、見て行きましょう!
小林陵侑は兄弟4人【プロフィール】
引用元:インスタグラム
写真の左から3男の龍尚さん、次男の陵侑さん、長女の諭果さん、長男の潤志郎さんです。
小林陵侑さんの兄弟は4人兄弟で、顔がとても良く似ていますね。
岩手県八幡平市出身で、幼い頃から雪の多い地域で育ちました。
【長女】小林諭果(ゆか) 1994年5月16日生(27歳)
【次男】小林陵侑(りょうゆう) 1996年11月8日生(25歳)
【三男】小林龍尚(たつなお) 2001年8月10日生(20歳)
長男の潤志郎さんと三男の龍尚さんは、10歳も年が離れているんですね。
また、面白いことに身長は年齢の逆になっていて、長男の潤志郎さんが一番低く、三男の龍尚さんが一番高いんです。
小林陵侑さんの兄弟は、全員スキージャンプ選手です。
写真からも、とても仲が良いことがわかりますね。
【長男】小林潤志郎(小林陵侑の兄)
生年月日:1991年6月11日生(30歳)
身長:168cm
血液型:A型
学歴:東海大学卒業
所属:雪印メグミルク
最高記録:239.5m
好きな言葉:試行錯誤
潤志郎さんについて、妹の諭果さんがスポーツコミュニケーションズの取材で語っていました。
お兄ちゃんは背中で見せるというか、私も小さい頃はよく真似をしていました。お兄ちゃんが始めなかったら、私も弟たちもジャンプをしていなかったと思います。性格的には大人しい。落ち込んでいる姿も見たことがありませんし、常に上がり過ぎず、下がり過ぎずという感じで冷静な印象があります。
引用元:スポーツコミュニケーションズ
スキージャンプは兄の潤志郎さんがはじめたことで、兄弟4人が全員選手となりました。
潤志郎さんは、2018年5月に約3年間交際していた女優・有村架純さん似の一般女性と結婚しました。
奥様は元栄養士で、薄めの味付けで手料理を振る舞うなど、普段の食生活から潤志郎さんサポートしてくれているどうです。
「題名のない料理が得意。特に雪印のチーズを使った料理がおいしくて、余り物でも何でも作れる」と奥様について語っていました。
潤志郎さんは結婚して、「一人で生活するのではなくなったので、家族の分も頑張らないと」と言う気持ちになったそうです。
ちなみに妹の諭果さんは、男兄弟の中で育ったため、お姉さんが出来て大喜びだったそうです。
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2021年2月26日に、第一子となる息子さんが誕生しています。
息子さんもスキージャンプの選手になったら、凄いですね。
【長女】は小林諭果(小林陵侑の姉)
生年月日:1994年5月16日生(27歳)
身長:168cm
学歴:早稲田大学スポーツ科学部卒業
所属:CHINTAI
好きな言葉:「YOLO」(人生は一度きり)
小林陵侑さんの姉は、4兄弟唯一の女性です。
写真や動画がとてもかわいいです。
【次男】小林陵侑
生年月日:1996年11月8日生(25歳)
身長:173cm
学歴:盛岡中央高等学校
所属:土屋ホーム
使用メーカー:BWT
最高記録:252.0m
小林陵侑さんは5歳の時にスキーを始め、小学1年生の時にジャンプを始めました。
高校卒業後2015年4月にレジェンド葛西紀明さんが選手兼監督を務める土屋ホームに入社。
姉の諭果さんが、弟の陵侑さんについて、スポーツコミュニケーションズの取材で語っていました。
昨シーズンの総合優勝は私も驚きました。ただ陵侑は初出場したW杯で1ケタ順位(7位)に入るなど、ちょっと他とは違うのかなと思います。怖いもの知らずで、いい意味で自由人。オンオフがはっきりしていて、やる時はやる。私にはないものを持っているので、“すごいな”と尊敬しています。
引用元:スポーツコミュニケーションズ
兄弟の真ん中である陵侑さんは、天才気質なのかもしれませんね。
最近のスキージャンプでは、男子が小林陵侑さん、女子が高梨沙羅と言われることが多く、2人でいる写真は多いです。
出場する大会が同じことが多く、空港などで鉢合わせになることもよくあるそうです。
【三男】小林龍尚(小林陵侑の弟)
生年月日:2001年8月10日生(20歳)
血液型:A型
身長:173cm
学歴:盛岡中央高等学校卒業
クロスカントリースキーを3歳からはじめ、小学1年生でスキージャンプをはじめ、中学からコンバインドをはじめました。
スキージャンプをはじめたきっかけは、兄弟の練習についていくうちに自然と、自分もやるようになったそうです。
龍尚さんは、高校卒業後は大学に行かず、兄の陵侑さんと同じく土屋ホームに入社。
平昌五輪ではテストジャンパーを務めました。
姉の諭果さんが、弟の龍尚さんについて、スポーツコミュニケーションズの取材で語っていました。
ビッグマウスですね。かなりのポジティブ思考で実行できなくても“次がある”と切り替えができる。お兄ちゃんと陵侑と比べると、どちらかというと陵侑に似ているような気がします。柔軟な考え方ができていると思いますし、兄2人の良い部分を見習おうとしている姿勢は感じます。
引用元:スポーツコミュニケーションズ
「兄を超えるのは自分だ」と兄達の背中を追っています。
龍尚さんは17歳の時に「ミライモンスター」と言う未来に期待される子供を紹介する番組に出演しました。
そのときに、”ゆいはん”ことAKBの横山由依さんからサインをもらっていて、インスタグラムにアップしていました。
ちなみに、龍尚さんが一番好きなのは欅坂46(現:櫻坂46)だそうです。
小林陵侑の兄弟はスキージャンプの成績がやばい!
小林陵侑兄弟は、スキージャンプの成績が4人ともすごいんですよね。
やはり、兄弟の中で切磋琢磨することで、刺激を受けて強くなっているのかもしれませんね。
小林陵侑兄弟のスキージャンプの成績が凄いので、全て載せると情報が多いので主な成績にしぼって載せています。
【長男】小林潤志郎の成績
・2017年 スキージャンプワールドカップ初戦 優勝
・2019年 スキージャンプワールドカップ男子団体第3戦(フィンランド・ラハティ)3位
・ノルディックスキー世界選手権(オーストリア)ジャンプ男子団体 3位
・スキージャンプワールドカップ男子団体第5戦(ノルウェー・オスロ)2位
・スキージャンプワールドカップ男子団体第2戦(ドイツ・クリンゲンタール)3位
・2021年 スキージャンプワールドカップ男子団体第4戦(スロベニア・プラニツァ)2位
・2018年~2021年まで出場した国内の27大会全てで優勝
潤志郎さんは、団体での成績が良いことがわかります。
国内大会は全て優勝していて、海外の大会でも良い成績を収めていますね。
【長女】小林諭果の成績
・2015年 ユニバーシアードシトゥルブスケー・プレソ大会
・個人 2位
・女子団体 2位(松橋亜希、小林諭果)
・混合団体 1位(小林諭果、小林潤志郎)
・2017年 ユニバーシアードアルマトイ大会
・個人 2位(小林諭果、岩佐明香)
・女子団体 1位
・混合団体 3位(小林諭果、古賀極)
2015年のユニバーシアードの混合団体では兄の潤志郎さんと一緒に優勝しています。
諭果さんも個人、団体と表彰台に上がっています。
北京五輪はあと一歩のところで、代表枠から外れてしまったため、4年後の五輪を目指すのか?どうか?も注目です。
【次男】小林陵侑の成績
・日本人男子初のスキージャンプ・ワールドカップ総合優勝 (2018-19シーズン)
・ワールドカップ13勝、総合優勝
・RawAir 総合優勝
・ジャンプ週間 総合優勝
・日本人男子では全てのFISワールドカップで最多の通算25勝
・ワールドカップは通算表彰台42回で葛西紀明さん(通算63回)に継ぐ歴代2位
・スキージャンプ週間総合優勝2回 (2018-19, 2021-22シーズン)
・最長飛躍距離252mは日本記録。
・県民栄誉賞 受賞(岩手県、2019年5月8日)
陵侑さんは、日本記録保持者となり、数々の日本のレジェンドが成しえなかった成績を収めています。
まさに日本のスキージャンプ界の歴史を変える有力選手として注目されていますね。
葛西紀明さんのワールドカップ通算表彰台回数を、今後上回る可能性は高いと思います。
【三男】小林龍尚の成績
・第68回全国高等学校スキー大会 スペシャルジャンプ 準優勝
・第74回国民体育大会冬季大会スキー競技 スペシャルジャンプ 準優勝
・第90回宮様国際スキー大会 スペシャルジャンプ ノーマルヒル少年 優勝 総合4位
・同大会 ラージヒル少年 準優勝
・2019年ジュニアオリンピックカップ スペシャルジャンプ 優勝
龍尚さんは、まだ若いのでお兄さん達には敵いませんが、今後どんな成長を見せてくれるのか?楽しみですね。
「ライバルは自分と同い年だった時の兄」だそうです。
小林陵侑の父親は中学教諭!
写真引用元:日刊スポーツ
岩手県県民栄誉賞表彰式に参加したときの写真で、真ん中左が陵侑さんで、真ん中右がお父様の小林宏典さんです。
一番左にいるのが、陵侑さんのお母様です。
お父様の小林宏典さんは、中学校の保健体育教諭で、北海道育ちの元クロスカントリー選手でした。
中学教諭の父宏典さん(53)は、北海道育ちの元クロスカントリー選手。学生時代、中京大体育学部で運動生理などを学んだ。子どもが生まれると「3歳までが勝負」と成長に合わせ、本気の鬼ごっこなど独自の遊びを考えた。
「クモ!」の掛け声を合図に家中を逃げ回る子どもたち。捕まればクモの巣にかかった虫のように宏典さんの腕から逃げられない。兄弟は股をくぐり抜けたり、フェイントをかけたりして、自分で逃げ切る方法を考えた。「人の動きを読みながら知的に逃げたのは潤志郎。すばしっこく野性的に逃げたのは陵侑」
引用元:2018年中日新聞
小林陵侑さん兄弟は、お父様の「英才教育」を受けて、抜群の身体能力を身に着けてきたんですね。
また、中学の教諭と言うことなので、子供への教え方が上手いのではないか?と思います。
北海道士別市出身の宏典さんは元スキー距離の選手。運動能力が高く中京大まで現役を続けたが、内臓疾患などを抱え「五輪に出たかったが体が弱く、トップになれなかった」という。その後、岩手県で中学校の保健体育教諭になると、スキーや陸上、野球の指導にあたってきた。 引用元:2018年毎日新聞
2018年平昌冬季五輪のノルディックスキー・ジャンプ男子個人戦では、小林陵侑さんと兄の潤志郎さんが兄弟で出場しました。
これは、日本の五輪ジャンプ史上で兄弟同時出場は初めてだったそうです。
お父様は、自分が出たかったのに出られなかったため、「将来、子どもを五輪に行かせたい」と育ててきて夢を叶えたんですね。
小林陵侑の母親!
小林陵侑さん兄弟のお母様の写真は、諭果さんのインスタグラムに登場していました。
諭果さんは「母に似ていない」と言われるそうです。
しかし、陵侑さんや男兄弟には似ていますよね。
お母様は、4人兄弟を育てるため、専業主婦ではないか?と考えられます。
お母様が、陵侑さん兄弟に小さい頃から、栄養のある食事を作ってサポートしているのだと思われます。
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兄の潤志郎さんのインスタグラムにも、家族写真がアップされていました。
左から、小林陵侑さん、お母様、お父様、兄の潤志郎さんです。
小林陵侑さんの兄弟、ご家族は、スキージャンプと言う夢に向かって励んでいて、とても素敵ですね。
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