次の総理大臣は誰か?菅官房長官が有力?いつどのように決まるのか?

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8月28日に安倍晋三首相は、記者会見を開き、辞任する意向を明らかにしました。

持病である潰瘍性大腸炎が再発したことを説明し、「国民の負託に自信を持って応えられる状態でなくなった以上、総理大臣の地位にあり続けるべきではないと判断した」と話しました。

安倍首相は、連続在任期間が歴代最長となり、自民党総裁としての任期は2021年9月まで残っていました。

コロナウイルス感染問題が止まない中での、急な辞任に私達国民はビックリさせられました。

そんな中で気になるのは、次期総理大臣は誰がなるのか?と言う問題です。

安倍首相の後を引き継ぐのは、誰になるのでしょうか?

次の総理大臣は誰か?

安倍首相は、報道陣が名前を挙げた3名に対し、「それぞれ有望な方々」とコメントしていました。

報道陣が挙げた3名は、岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長、菅義偉官房長官です。

中でも菅官房長官は、票を獲得できる見込みができたことから、出馬の意志を硬めたと報道されています。

負ける選挙に出馬しないだろうと言う予想から、菅官房長官は一番有力候補と言われています!

それでは、内閣総理大臣の候補者として言われている方々を見ていきましょう!

①菅義偉官房長官

菅官房長官と言えば、昨年の「新しい元号は、令和であります」でおなじみですよね。

官房長官は政府報道官の役割を果たし、党内に派閥を持っていませんが、危機管理に優れた能力を発揮してきました。

今後の政局を収拾するのに的確な人物と評価されています。

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②岸田文雄政調会長

自民党の政務調査会長を務め、つい先日まで安倍首相が直接自らの後継者として後押しされていました。

しかし、国民からの人気の勢いが弱いため、国民の支持率を集めるためには難しいかもしれません。

③石破茂元幹事長

次期首相に関する世論調査では1位でした。

しかし、自らの派閥が19人と少ないため党内基盤が弱く、首相を選ぶ過程には人気が直接反映されません。

安倍首相が「何があっても石破はだめだ」と語るほど反対しているようです。

もし、地方の党員も参加する党大会の形で総裁選挙が行われれば、党員からの支持度が高いため有利です。

④麻生太郎副総理大臣

総理大臣が欠けたときなどに、臨時に職務を務める第一順位指定大臣です。

2008年からおよそ1年、内閣総理大臣を務めた経験もあります。

しかし、失言が多く、国民の支持を獲得するのは難しいと思われます。

⑤河野太郎防衛大臣

TwitterなどのSNSも自在に駆使し、国民からの人気も高いため、最有力候補と言われています。

かつて「私は初当選の頃から総理を目指してきました」と発言していたほどです。

内閣総理大臣の総裁選挙立候補者と各派閥の支持率

正式に以下3名が内閣総理大臣に立候補表明しました。

各派閥の支持状況を見ると、菅官房長官が有利と考えられます。

また、安倍政権を継承したいと言う菅官房長官の言葉から、国の政策が大きく変わることがないのは、国民にとって安心ですね。

①菅義偉官房長官

細田派・麻生派・竹下派・二階派・石原派 264人

②岸田文雄政調会長

岸田派 47人

③石破茂元幹事長

石破派 19人

次の総理大臣は、いつどのように決まるのか?

総理大臣は、国会の議決(主班指名選挙)で決まります。

現在自民党が国会で多くの座席を有しているため、自民党内の選挙になります。

次の総裁選挙の日程や通常の党員・党友を含めた総裁選挙の形で行うか?両院議員総会の形で行うか?については、9月1日に開く総務会で決められるようです。

コロナウイルス感染問題などを抱えた今、いつまでも総理大臣不在のままではいられないため、次の総理大臣は9月の早い段階で決まると思います。

9月8日に総裁選挙告示、9月14日に両院議員総会、9月16日に臨時国会で首相指名選挙、9月17日には次の内閣総理大臣が決定すると言われています。

ひとまずは、安倍総理の任期であった2021年9月までの任期になります。

まとめ

自民党総裁選に出馬する意向を示す候補者が、これから明らかになってくると思います。

個人的には、小泉新次郎環境相は若手ながら知名度が高く、国民からの人気も高いため出馬してほしかったですが、出馬せず「河野さんが出馬すれば、応援したい」とのことでした。

次の総理大臣が誰になるか?によって、日本国は大きく変わるわけですから、私達国民も気が気ではありませんね。

政治家は、誰もが内閣総理大臣を目指していると聞いたことがありますので、内心では皆さん出馬の意志があるのかもしれません。

どちらにしろ、国のリーダーに相応しい方に総理大臣になってもらいたいものです。

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