北欧では大人気!ハンドボールの魅力に迫る

スポーツ

日本で競技人口が多く、またファンも多い人気スポーツと言えば、やはり野球とサッカーなのではないでしょうか。子供から大人まで、夢中になってプレイできるスポーツでもあります。一方、ヨーロッパでも当然ながらサッカーは不動の人気を誇っていますが、もうひとつ、サッカーと並ぶほど競技人口の多いスポーツがあるのを知っていますか?それは、『ハンドボール』です。

最近ではインターネットに接続できる環境さえ整っていれば、海外で行われてる試合でもリアルタイムで観戦できるようになりました。それと共に、スポーツ観戦の方法も増え、試合中継を見ながらベッティングを楽しむというファンも増えてきたと言われています。日本ではまだまだ一般的に競技人口の少ないハンドボールですが、ここで簡単にご紹介していきたいと思います。

ルール

ハンドボールは、7人ずつの2チームが1個のボールを手で扱い、相手チームのゴールになげ入れて得点を競うチームスポーツです。サッカーではキーパー以外は手を使わず、足のみで試合を展開しなければいけないのに対し、ハンドボールはキーパー以外は手のみしか使ってはいけない、というルールなので、どちらかというとバスケットボールに似ているとも言えるかもしれません。公式競技は屋内で行われ、時間内に多くの得点を挙げたチームが勝者となります。

ハンドボールの見どころは、なんといってもそのスピード感とゴール時の迫力。ゴールエリアには、防御側のゴールキーパー以外は入ることができないため、選手たちはジャンプしてゴールエリア空中からゴールに向かってシュートを放ちます。その華麗かつ豪快なプレーには、他のスポーツでは見られない魅力があります。

北欧国発祥

ハンドボールは19世紀末のデンマークで誕生したと言われています。当時のサッカーをもとに考え出されたことから、当初はサッカーボールが使用されていました。一方で、20世紀のドイツ発祥とする説もあります。デンマークで誕生したハンドボールが7人制だったのに対し、ドイツのハンドボールは11人制でした。これは当初、女性がサッカーの代わりにするスポーツとしてハンドボールが行われていたからとも言われています。

こうして二つの国でほぼ同時期に誕生し、普及しはじめたハンドボールは、互いに影響を与えあいながら、ひとつの競技としてルールが定まっていきます。

サッカーと並ぶ人気

こうして誕生したハンドボールは、急速にヨーロッパ中に広がっていきます。サッカーに比べて7人制と少人数編成でプレーされることや、コートやゴールも小さくて済むため、競技実地が容易であったことも人気を得る大きなポイントであったと思われます。

1946年には国際ハンドボール連盟(IHF)が設立され、1972年からオリンピック競技となりました。ハンドボール発祥の国であるデンマークは、小国ながら男女両チームとも国際試合でも何度も王者に輝くなど、好成績を残しています。また、ドイツ、スウェーデンをはじめ、フランス、スペインといった国々も強豪国として名を馳せています。

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