【としまえん】は、なぜ閉園?最後の日とこれからについても!

2020年8月31日、「としまえん」は94年の歴史に幕を下ろしました。

地元の人から愛され、親子三世代に渡って利用していたという方もいるようです。

また、従業員の中には、18歳から【としまえん】に42年間勤めていたと言う方もいらっしゃいました。

そんな人々の心に沢山の思い出を刻んできた【としまえん】が閉園となることで、さびしい思いを抱える方が多いと思います。

そもそも、人々から愛されている【としまえん】が、なぜ閉園しなければいけなかったのでしょうか?

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【としまえん】は、なぜ閉園しなければならないのか?

【としまえん】は、2011年の東日本大震災をきっかけに、東京都から大規模公園にする提案を受けていたようです

東京都は、【としまえん】の所有権を持っている西武グループに買収を依頼していましたが、話は進まないでいたようです。

しかし、2019年にワーナーがハリーポッターの施設を作る提案を持ち掛け、買収話に参加したことで、交渉が加速したことと思われます。

西武グループは、多くの人の思い出の地である【としまえん】をただの大規模公園にしただけでは納得できなかったところ、ワーナーの夢の国の提案に承諾したと言うことかもしれません。


西武鉄道株式会社(本社:埼玉県所沢市、社長:喜多村 樹美男)が所有し、同社の 100%子会社である株式会社豊島園(本社:東京都練馬区、社長:依田 龍也)が運営する「としまえん」について、2020 年 8 月 31 日をもって、閉園することといたしました。

※ 豊島園庭の湯につきましては、2020 年 9 月 1 日以降も継続して営業いたします

「としまえん」を中心とした一帯のエリアについては、1957 年(昭和 32 年)に都市計画公園「練馬城址公園」の指定を受け、2011 年には避難場所や防災拠点となる公園・緑地の整備促進の観点から、東京都より 2020 年度までの 10 年間で優先的に整備する「優先整備区域」に指定されております。

当社では、これまで東京都と公園整備に関する協議を進めてまいりましたが、本日、東京都を含めた関係者と「都市計画練馬城址公園の整備にかかる覚書」を締結したこと、および今後の土地利用等の計画に鑑み、「としまえん」(豊島園庭の湯は除く)を閉園することについて、正式に公表いたします。

引用元:西武鉄道株式会社公式サイト

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【としまえん】最後の日の様子は?

2020年8月31日【としまえん】最後の営業日は、厳しい暑さの中でも名残を惜しむ多くの人が訪れ、チケット売り場や乗り物に行列ができていました。

午後8時からの閉園セレモニーでは、花火もあがり「ありがとう」と多くの人の声が響き、涙ぐむ人もいらっしゃいました。

日本最古のメリーゴーランド、【としまえん】のカルーセル・エルドラドが止まったときには、淋しさに包まれました。

【としまえん】はなくなっても、【としまえん】での思い出は多くの人々の心の中で輝き続けることでしょう。

【としまえん】本当にお疲れ様でした!ありがとうございました!

【としまえん】基本情報

会社名:株式会社豊島園

所在地:東京都練馬区向山3-25-1

西武池袋線「豊島園」駅 徒歩1分

大江戸線「豊島園」駅 徒歩2分

西武有楽町線「豊島園」駅 徒歩1分

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【としまえん】の歴史

1962年9月15日、開園。

世界初の流れるプールを開発したのは【としまえん】です。

今では、どこにでもある流れるプールですが、「泳げない子供も泳いだような気分になれるプールはできないか?」と言う発想から生まれたそうです。

日本初のモノレールができたのも【としまえん】です。

1951年、「空飛ぶ電車」として誕生!車体は、日立製作所で制作されました。

世界初のインドアスキー場も【としまえん】がはじめてです。

1957年に冬季限定で営業をスタートしたそうです。

1988年に【としまえん】プールにウォータースライダー「ハイドロポリス」がオープン。

当時、「ハイドロポリス」の規模は世界最大級と言われていました。

当時のアメリカの遊園地では当たり前であった「シーズンパス」と「フリーパス」を日本の遊園地で初めて導入しました。

また、日本最古のメリーゴーランド、「カルーセルエルドラド」は【としまえん】の象徴として、ずっと愛されてきました。

2020年8月31日、94年の歴史に幕を下ろしました。

【としまえん】のこれからは?

【としまえん】の跡地は、避難場所や防災拠点となる大規模公園と「ハリー・ポッター」のテーマパークになる予定です。

ハリー・ポッターのテーマパーク正式名称は、「ワーナーブラザーズ スタジオツアー東京ーメイキング・オブ ハリー・ポッター」です。

ハリー・ポッターのテーマパークは、イギリスのロンドンに次いで、世界で2番目だそうです。

大阪のUSJにもハリーポッターの施設は一部ありますが、今回はライド型のアトラクションを中心にするのではなく、映画のセットに足を踏み入れるようなスタジオ体験型のテーマパークになりそうです。

ただ、【としまえん】の敷地はディズニーランドほど広くはなく約22ヘクタール(東京ドーム4.7個分)です。

その敷地の大部分は東京都が買い取り、災害時の防災拠点となる大規模公園にする計画があります。

そのため、ハリー・ポッターのテーマパークは【としまえん】の一部の敷地であるため、それほど広大な面積のテーマパークにはならないでしょう。

ハリー・ポッターのテーマパークの開業は、2023年前半を予定しています。

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まとめ

東京都の要請で、災害時の避難場所や防災拠点として閉園しなければならなくなってしまった【としまえん】。

人気がなくなって客足が減ったからと言う理由ではないため、必要だとはわかっていても、悲しい閉園理由となりました。

【としまえん】の閉園が決まってからも、【としまえん】での最後の思い出を作ろうと、多くの人が足を運びました。

また、【としまえん】最後の日となった2020年8月31日には、報道陣を含め多くの人が訪れました。

閉園セレモニーでは、「ありがとう」と声がとびかいました。【としまえん】がなくなっても、沢山の思い出が多くの人の心の中で生き続けるでしょう。

【としまえん】の跡地は、大規模公園とハリー・ポッターのテーマパークになる予定です。

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