紫外線は、漠然と肌に悪いと聞きますが、紫外線について、あまり良く知らない方も多いのではないでしょうか?
30代で紫外線のことを知らないまま、「40代50代と肌がボロボロになっていく・・・」なんて、想像したくないですよね。
そこで、こちらの記事ではどこよりもわかりやすく、紫外線について詳しく知って頂き、これからの紫外線対策に役立てて頂ける内容になっています。
紫外線のことを良く知れば、いつまでも若々しい肌でいられるのも夢ではありません。
紫外線とは?
紫外線を英語でUVと言います。
地球に到達する太陽光線のうち、波長が短く、エネルギーの高い光を紫外線と言います。
紫外線にはUVA・UVB・UVCの3種類があり、地表に届くUVA・UVBのうち、UVBが最も有害な紫外線と言われています。
気象庁のHPでも「紫外線」について書かれています⇒詳しくはこちら
紫外線による肌への影響は?
紫外線は、眼や皮膚に有害で、日焼けを起こしたり、皮膚がんの原因になります。
そして、肌のハリや弾力を失わせ、しわや、たるみ等の肌の老化を引き起こす原因になります。
年齢が増すごとに、肌の抵抗力が弱くなるため、より紫外線への注意が必要になります。
紫外線の多い時期・時間帯は?
紫外線は1年中降り注いでいますが、4月~8月がピークと言われています。
1日の中ですと、朝8時~17時くらいまで紫外線が多く、最も多いピークの時間帯は、10時~14時になります。
日が出ていない日も紫外線はあるので、1年中紫外線対策を怠ってはいけませんね。
紫外線は健康に良いこともあるって本当?
紫外線を浴びすぎるのは良くありませんが、だからと言って、暗い部屋にずっと閉じこもっていて青白い顔をした人が、健康的とは言えませんよね。
【日光浴】と言う言葉があるように、ある程度の紫外線を浴びることは、健康に良いことと言われています。
それは、紫外線を浴びることで、体内でビタミンDが生成されるからです。
ビタミンDが不足すると、カルシウムの吸収が低下、免疫力が低下したり、生活習慣病やがん等の可能性も高くなると言われています。
健康に良い【日光浴】の正しいやり方
健康に良い【日光浴】は、1日15分間、週3日程、紫外線のそれほど強くない、午前中の早い時間に行うのがオススメです。
【日光浴】するときは、日焼け止めは使わず、できるだけ肌を出した方が良いと言われています。
室外であれば、夏の暑い日は特に、直接的に太陽を浴びない日陰や木陰でも良いそうです。
私の場合、仕事や買い物で外出するときは、日焼け止めを塗った方が良いので、朝の少しの散歩や、洗濯物を干す15分だけ、【日光浴】をするようにしています。
室内での紫外線対策
室内に居ても紫外線は、窓から窓ガラスを通って室内に入ってきます。普通の窓ガラスであれば、紫外線の約70%を通してしまうそうです。
カーテンやブラインド
紫外線を反射、あるいは吸収させるものが良いでしょう。
遮光カーテンを使うと良いですが、日中は部屋の中が暗くなってしまいますので、紫外線遮光率の高いレースカーテンと合わせて使うのがオススメです。
紫外線カットフィルム
窓ガラスに、紫外線カットフィルムを貼るのも良いでしょう。
多少窓色が、青くなったり、黒くなったりしてしまうので、気になる方はカーテンでの紫外線対策をした方が良いかもしれません。
外出時の紫外線対策・日焼け対策
日傘
持ち歩いても邪魔にならない大きさの小さいものや、折りたたみ傘があります。
特に、晴れた時の日傘、雨の時の雨傘として、両用できる晴雨傘はおすすめです。
帽子
首や耳、髪の毛等の日焼けを防ぐ、できるだけツバの大きいものが、おすすめです。
紫外線対策・日焼け対策だけでなく、熱中症対策にもなります。
サングラス
人間の目は、日常生活の多少の紫外線であれば防ぐ力がありますが、長時間強い紫外線を浴びると、白内障等目が見えなくなる病気を起こす可能性もあります。
そのため、目を紫外線から守ることは大切です。
UVカットの洋服、スカーフ手袋
肌を紫外線から守るために、日に当たる肌を少しでも隠すのに効果的です。
特にUVカットのものは、紫外線を反射、または吸収させる効果があるため、おすすめです。
日焼け止め
日焼け止め商品に記載のあるSPFはUVBに対する防止効果、PAはUVAに対する防止効果を示します。
SPFは、2~50、50以上を示す「50+」と表示され、数値が大きい程日焼け防止効果が高まります。
また、PAは「PA+」~「PA++++」の4段階で、+が多い程日焼け防止効果が高まります。
UV化粧品
日焼け止めの上に重ねて化粧をつるのも良いですが、化粧品をUVカットのものに変えてみるとさらに効果的で良いでしょう。
UV美容液
UV美容液は、日焼けしてしまった肌のケアと、日焼け防止の効果が期待できるため、オススメです。
日焼け止めサプリメント
日焼け止めは、汗で剥がれてしまうし、なかなか外からの紫外線対策だけでは難しいと感じると思います。
そんな女性に最近人気なのが、サプリメントで内側から紫外線対策する方法です。
紫外線対策に効果的な食べ物
紫外線に効果的な食べ物を食べて、内側から紫外線ケアをすることもオススメです。
ビタミンC
メラニン色素(黒色の色素)を白色化し、シミやそばかすを防ぐ美白効果に優れています
オレンジ、イチゴ、ブロッコリー、パプリカ等
リコピン
日光に対する耐性を上げて、シミやそばかすを防ぐ効果があります
トマト、スイカ、グレープフルーツ等
βカロチン
紫外線から肌を守り肌の老化や肌荒れを防ぎます
にんじん、ホウレン草、カボチャ等
ビタミンE
肌の老化を防ぎ、血行を良くし、メラニン色素(黒色の色素)の排出を促します
アボカド、キウイ、緑黄色野菜等
亜鉛
肌の新陳代謝を活発にし、皮膚を健やかに保つ働きがあります
ウナギ等の魚類、鶏のササミ等の肉類、牡蠣、ホタテ、レバー等
アミノ酸
紫外線が肌に入る込むのを防ぐ効果やシミを防ぐ効果があります
卵、牛乳、肉類(豚、牛、鶏)、魚類等
日焼けで、【赤くなる】と【黒くなる】の違いは、なぜ起こる?
人それぞれ生まれ持ったメラニン(黒色の色素)の違いによって、日焼けにより、赤くなる人と黒くなる人がいます。
赤くなる人は、メラニン色素が少ないため、日焼けすると炎症を起こし、いわゆる【やけど】のような状態になります。
黒くなる人は、紫外線から肌を守るために、皮膚の細胞が紫外線を吸収して、黒い色素を大量につくる状態です。
日焼け後のアフターケア
日焼けして赤くなった肌は、やけどと同じ状態のため、冷たくしたタオルや保冷剤等の氷で冷やしましょう。
日焼けした肌は、固くなっているため、刺激が少ない化粧水で保湿していきましょう。
メラニンの排出効果を促し、シミやそばかすをできにくくする美白化粧品を使う
若い時は、日焼けや肌のケアについて、あまり関心がなかったと言う方も、健康的な日光浴と、紫外線対策・日焼け対策は、今からでも遅くありません。私も30代になり、美容、健康への意識が高まり、気をつけるようになりました。年齢を重ねても、いつまでも綺麗と言われる肌で、健康的に過ごしていきたいですね。
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